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2020年01月08日
「くいしんぼー山中」 京都・桂・ステーキ
毎年最終土曜日の夜は「くいしんぼー山中」で牛肉を食べるのが数年続いている。
10人ばかりのそれこそ食いしん坊が集まる。
最初は「ここのタンシチューがうまい」との発言から始まった宴である。
滋賀の福永喜三郎商店の近江牛。
主人の山中康司さんは「ここの肉があるさかいにうちはもってるんです」
といつも口癖のように語る。
タンシチューから。
「あっさりしてるのにうまい!」という声が飛ぶ。
確かに画像でも想像がつくように、ソースの濃度が違う。
滋味溢れるタンシチューである。
ヒラメのブールブラン。
「ヒラメはバプールがいいでしょ」と山中さん。
ソースは基本のブールブラン。さっぱりしているが余韻が長い。
レンコンのサイズ、切り方なども印象的だ。
コンソメ。
これには毎年脱帽である。
素材の力がストレートに表現される。
身体全体で反応してしまう。
香りが口中から鼻腔にずっと残っている。
サラダ。
ステーキだ。
文句なしの味わい。香りもある。甘さもある。旨味も鋭い。
だが、一切胸にもたれることはない。
スキッとした味わいだ。
ビーフカツレツ。
衣に包まれた牛肉の味わい。
凝縮されたパワーが弾ける。
見事の一言に尽きる。
おなじみのハンバーグ。
定番である。
香りなど素材の力にやられるのであった。
ガーリックライス。
牛肉の分量が半端ではない。
がっつり牛肉を食べた感覚。
壬生菜の香の物。
ショートケーキも定番である。
コーヒーで締める。
来年もまたこのコースでの再会を約束した。
「くいしんぼー山中」
京都市西京区御陵溝浦町26-26
075-392-3745
投稿者 geode : 01:53