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2020年01月09日

「華祥」 京都・田中里の前・中国料理

かつて百万遍交差点を北に行った所の小さなビルの二階にあった時から数えると
何回「華祥」のカウンターで料理を食べたことであろう。

いつ訪れても変わらぬ味わい。
主人の田口繁雄さんは平成29年度の「現代の名工」に選ばれた素晴らしい職人である。

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今は息子さんも厨房に入り、二人が並んで鍋を振る姿は圧巻だ。
そこに奥様が加わり盤石の体制である。


この日はランチに出かけた。
一人はあんかけ焼そば。
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僕は酸辣麺に、炒飯と唐揚げをプラスした。

炒飯の懐かしい味わい。
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熟練の職人技の賜物である。
ご飯は一粒ひとつぶはらりと崩れ、それぞれに味がきっちり付いている。

どの温度帯で火力を調整しながら鍋を振るか。
タイミングがずれると仕上がりが微妙に変わる。

唐揚げも衣への味の含ませ方など嬉しい限りだ。
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満足感をしっかり覚える。

酸辣麺。
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酸っぱい、辛い味わいだがマイルドな味付け。
豆腐、豚肉、春雨、海苔、かに、卵が入る。

具材の味わいが主張し、美味さを感じる。
麺との絡み具合もよく、温度がなかなか下がらないのである。

価格的にもリーズナブルで、いつも安心した味わい。
京都大学の近くにあり、学生・教授どちらにも重宝する一軒だ。

「華祥」
京都市左京区田中里ノ内町41-1
075-723-5185

投稿者 geode : 01:53