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2020年01月15日
「蕎麦 ろうじな」 京都・夷川・蕎麦
夜の蕎麦屋。
ここは酒を飲むところという印象が次第に浸透してきた。
関東はそのようなイメージがあったが、
関西でもようやくそのような使い方をする人たちが増え、その需要に応える蕎麦屋も多くなった。
「蕎麦 ろうじな」もその一軒だ。
あてが三品出てきた。
左から穴子の煮こごり、鴨ろうす、じゃこ万願寺。
まさにどれも酒を呼ぶラインナップである。
かもみそきゅうり
蕎麦がきが好みだ。
カウンターの向こうで、コーヒーミルを使って蕎麦の実を挽いていた。
「蕎麦がきはこれで挽くのがちょうどいいのです」とのこと。
蕎麦がきのプチっと当たる食感は、このコーヒーミルから生まれたのだと知ったのである。
色々なアプローチがあると思った。
海老と季節の野菜の天ぷら。
蕎麦には天ぷらが合うと信じている。
適度な脂分が蕎麦の味といい相性を醸し出すのだ。
だし巻きも蕎麦屋では必須のアイテム。
粗挽き蕎麦。
香りを存分に楽しむ。
歯ごたえと喉越しの荒々しさが素敵だ。
蕎麦が野生の賜物だということを知る。
同行者は梅おろしである。
見るからにうまそうだ。
僕は二枚目が十割蕎麦。
麗しい感じがする。
喉越しを感じるのは打ち手の技術である。
嬉しい蕎麦屋である。
「蕎麦 ろうじな」
京都市中京区夷川通寺町西入ル北側
075-286-9242
投稿者 geode : 01:56