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2020年01月21日
「ひとくち」 大阪・西天満・日本料理
「ほっこりしますな」とお互い言葉を交わした。
ラジオの番組収録が終わった午後8時頃のこと。
久しぶりに訪れた「ひとくち」のカウンター。
前にはおでんと土手焼きの鍋がある。
番組で話し足らなかったことなどを話す。
まずは土手焼き。
味噌で煮込まれたこんにゃくと和牛スジ。
「これは家庭では難しい味付けですね」
牛スジの脂分と味噌の出会いには胃袋が喜ぶ。
おでんは大根。
たっぷり出汁の染み込んだ大根の味わい深さ。
七味の刺激は甘味を引き出す。
カキフライ。
ぷっくり膨らんだ感じが食欲を満たす。
タルタルソース、ソース、そのミックスと三種の楽しみがある。
レモンだけというのもいい。
おでん じゃがいもとシュウマイ。
ジャガイモのほっこり感。シュウマイは出汁で温められ、味の深みが生まれる。
若鶏の唐揚げ。
衣にも味を施す。
鶏のジューシィーさがポイント。
マヨネーズも合うのだ。
豚の角煮で締める。
濃厚な味付けだが、スッキリした余韻が残る。
カウンターで男性二人、じっくり話をしながら食事が続く。
優しい味わいと安心感がずっと続く。
2代目ご夫婦が、守り続けるこの空気感の素晴らしさもこの「ひとくち」の魅力でもある。
「ひとくち」
大阪市北区西天満4-5-25
06-6361-9048
投稿者 geode : 01:47