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2020年02月06日
「ヴィルゴラ」 大阪・本町・イタリア料理
骨太な料理を作る料理人・星山英治さん。
男性ばかり12名の集まり。
料理は緻密な計算だと思う。
ベースがあってこそ作り手の感性が生きるはずだ。
そんなことを思いながらシェフの料理を食べていた。
タラの身とゼラチン、ジャガイモのフリット
ほっこりする温度帯が嬉しい。
前菜1
鯖のマリネ リンゴのピュレ
キーウィにハーブのソース。
エキゾティックな香りがする。
前菜2
マカジキとオレンジのタルタル
というかミルフィール。
カリフラワーやブラックオリーブのアクセントが生きる。
前菜3
アマダイの鱗焼き 大根のスープ仕立て
カリッとした香ばしさと大根の優しい甘味がいい塩梅。
パスタ
サルディニャの詰め物パスタ クルルジョネ
中には赤エイ、ジャガイモ、ケイパー。
ソースはイカ墨で和えたもの。
ホクホクしながらポテサラのような詰め物を楽しむ。
パスタ
ルッコラのペーストを使うスパゲッテーニ
太麺である。弾力と粉の味が鮮烈であった。
サルシッチャの濃さが嬉しい。
メイン
トスカーナのチンタ・セネーゼのロースとフィレ。
トレビスのピュレ 黒米のリゾット
赤ワインソースはがっしりした印象。
追加は黒胡椒、チーズ、バターのパスタ。
しっかり食べたという食後感を与える。
みかんとみかんのビスコッティ
下にはみかんの皮のシロップをマッシュ状態にしたもの。
紅茶のクリームにキャラメリゼしたりんご。
シェフの確かな技術と発想が生きたコースであった。
「ヴィルゴラ」
大阪市中央区久太郎町4-2-3
06-6224-0357
投稿者 geode : 01:52