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2020年03月30日
「くろぎ」 東京・芝大門・日本料理
勢いのある日本料理店。
店主の黒木さんのイズムが満ち溢れている。
カウンターの中から、その熱気が伝わってくる。
昼食に伺ったが満席状態。
カウンターの上に筍、春キャベツ、蛤がどんと並ぶ。
気分が高まる。
どんな姿になるのだろうと思いを巡らす。
始まりはこのわたの飯蒸し。
テンション上がる献立だ。
日本人が好きな味わい。
氷見の蛍烏賊。
季節の贈り物。
爽やかさと濃厚さが同居する。
半田そうめんにふきのとうの天かす。
ウニにキャビア。
攻める攻める。受け止めながら高揚感を味わう。
椀は、蛤、キャベツにハマボウフウ。
蛤のコクとキャベツの甘味が生きる出汁。
気持ちが豊かになる。
勝浦のマグロ。
脂のノリが半端ではない。
春の八寸は弁当箱で。
上にはバチコの天ぷらが乗っている。
開けると筍、イカの木の芽味噌など
春の香りを楽しむ。
マグロの赤身はミョウガ、胡麻などとあえる。
味わいの変化が楽しめる。
造りは馬刺し、イカと卵。
馬刺しは生姜醤油。
イカと卵はわさび醤油。
このモロコの凄さ。
関西人には驚くべき光景。
塩焼き。
繊細でありながら味の深みはさすが。
龍の瞳という米。
甘味と香りがいい。
白いご飯におかずは牛肉。
筍ご飯。
蛍烏賊と生姜のご飯。
三つともペロリと食べる。
大満足である。
本わらび餅とお薄で締める。
メリハリがあって楽しめる昼食であった
「くろぎ」
東京都港区芝公園1-7-10
03-6452-9039
投稿者 geode : 01:15