2020年04月07日
「つろく」 京都・二条高倉・日本料理
「つろく」という言葉に久々に出会った。
『いくらいい素材を旨く食べさせるにしても、
その価がそれにつろくするのではなければ、
大阪の舌とふところは承知しないのである』
と、大阪の文人・長谷川幸延さんが記している。
「つろく」は大阪の言葉だと思っていたが、色々聞いてみるとどうやら京言葉のようだ。
釣り合いが取れていること。という意味である。
そんな店名をつけた日本料理の店が3月初旬に開店した。
二条高倉の路地を入ったことろ。
いまの時代、確かに「つろく」という意味合いを考える時かもしれない。
前菜が2種
トマトに出汁のゼリーかけ
投稿者 geode : 01:09