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2020年06月29日
「京、静華」 京都・岡崎・中国料理
「京、静華」のカウンターは快適である。
主人の宮本さんと、隣で支える酒井さんのコンビネーションが
どんどんスムーズになってゆく。リズムが素晴らしい。
田中唐辛子に賀茂茄子と皮蛋を詰める。
味付けはややピリ辛。
湿気の多い季節にはぴったりのスタート。
中華風のお刺身。
目板カレイにクラゲ、大根、きゅうりなど。
オリーブオイルがかかり風味を増す。
定番だが、これが出るとホッとする。
近江牛である。
南草津のサカエヤさんから。
春巻きは3種の味わい。
季節の贈り物・若鮎、クレソン、エンドウ豆、エビ。
一口ずつ味わいに変化が生まれる。
麻辣のソルベ。
口の中がにフラットになる。
鱧と冬瓜の酸辣湯
鱧は骨切りしてさっと湯通し
清湯に酸味と辛味で調整。
スープがクリアにして上品なこと。
素晴らしい逸品である。
ケンサキイカの豆豉炒め。
京都の一休寺納豆を使用。
この刺激がいい塩梅である。
近江牛は塩蒸しという手法。
その塩分だけで十分。
脂身の軽やかなこと。ペロリという感じだ。
ホワイトコーン。
冷たいスープでコーンを楽しむ。
天使の海老 唐辛子。
大量の唐辛子で海老を炒める。
辛さが海老の味わい、コクと甘味を引き出す。
カニとレタスのチャーハン。
レタスのシャキシャキ感がすごい。
担々麺。
手打ちのたまご麺の味は濃厚だ。
杏仁豆腐。
素晴らしいの一言。
ライチのジュースにタピオカ。
ナッツのかりんとう、開口笑、山査子のゼリー。
バランスの良さと品格を感じさせる料理であった。
「京、静華」
京都市左京区 岡崎円勝寺町36-3 2F
075-752-8521
投稿者 geode : 01:18