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2020年06月30日
「鳥さき」 京都・室町押小路・焼鳥
初回で惚れ込んだ焼き鳥屋さん。
今回2度目の訪問は男性5名、うち3名は料理人。
料理人さんの視線と感想もご馳走の一つである。
凛としながら、どこかにゆるりとした空気が流れる。
突き出しは、野菜の甘酢。
軽くていい刺激だ。
もも。
ぷるっとした張りをほうばると液体がほとばしる。
砂肝。
コリッとした歯ざわりに続く旨み。
せせり。
塩の力が伊達鶏の味を引き出す。
香りと脂のきれいさがうれしい。
しいたけ。
これほどまでに瑞々しい椎茸があっただろうかと思うほど。
ハツ。
中の液体分のあふれ具合がすごい。
手羽元。
このサイズと脂が生み出す味のリズムが素敵だ。
ししとう。
ほのかな苦味と青みがいい。
ぼんじり。
コリッとした食感がたまらない。
玉ひもと肝。
運よく出会えた。
肝のとろみと卵のとろみ、異なる2種のとろみを満喫した。
厚揚げ。
豆の味をしっかり味わう。
手羽。
迫力と食べ応えあり。
締めのご飯は、親子丼かそぼろ丼のチョイス。
そぼろ丼はつくねを焼き、それをあたり鉢でくだき載せる。
温度卵とのマリアージュもいい。
さくらんぼ、びわ、ぶどうが出る。
また行きたくなる一軒である。
「鳥さき」
京都市中京区押小路通室町東入蛸薬師町292-1
075-252-6789
投稿者 geode : 01:16