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2020年07月28日
「錦 セアブラノ神」 京都・天神山・ラーメン
「セアブラノ神」という店名が素敵だ。
これだけでどのようなラーメンかが分かる。
四条壬生に本店があり、その錦店がこの6月にオープンした。
背脂に対する探究心、調理は鋭い。
背脂といえば、どうしても脂っこいという印象が拭えない。
ここの背脂はさっぱりとした口当たりと旨みが特徴である。
ラーメン鉢一面を背脂が覆うのだが、この味わいは魅力的だ。
スープは豚と鶏が主体となり、やや濃厚である。
背脂醤油そばと、味玉背脂生姜醤油そばを注文した。
どちらも背脂はあくまでスッキリとした脂感を出し、
醤油の旨みと香りが見事に調和している。
麺は、さすがの「麺屋棣鄂」。
スープとの絡みも申し分なく、背脂のおかげで温度が冷えにくい。
ずっと熱々のまま食べ続けることができるのだ。
背脂生姜醤油そば
かすかに生姜が香ることで、風味にふくらみが生まれる。
スープの熱さがキープされるので、味わいながら食べたという感覚を覚える。
背脂の実力を再認識したのであった。
「錦 セアブラノ神」
京都市中京区天神山町270
075-746-3332
投稿者 geode : 01:30