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2020年08月04日
「monk」 京都・哲学の道・薪窯料理
「monk」は自粛期間中にテイクアウトのピザを購入したが、
昨年以来初の食事だ。
雰囲気は依然と全く変わらず、
オーナーシェフの今井義浩さんも同じスタンスで料理を作り続ける。
料理人も含め、4名の食事であった。
最初の生地は、インパクトあり。
焼いた生地にオリーブオイルとパルミジャーノだけ。
粉の味わいを強く感じる。
一気に「monk」の世界に入る。
トウモロコシの冷たいスープ。
水と塩のみ。ラベンダーの花を浮かせる。
この香りが印象的だ。
里芋の葉っぱに覆われた料理。
トマトウォーターと間引きしたブドウの液体。
これをドレッシングとしてかける。
ピザ窯で乾燥させたトマト。
フレッシュのモッツアレラにビーツなどが入る。
レアは火入れのトマトが瑞々しい。
敦賀で上がったスズキは炭で火入れ。
そこに叩いたキュウリ、ズッキーニ、ナスタチウム、ベビーキュウリ。
野菜から溢れる水分がソースにもなり、ここならではの味わい。
蛸とコンフィのタマネギ、赤紫蘇のパウダー。
下ゆでした蛸は旨みがのっている。
タマネギの甘さと相乗効果である。
大原で朝どれの野菜を、塩とオリーブオイルだけで調理。
シグネチャメニュー。
トウモロコシ、オクラ、ゴーヤ、カボチャ、ジャガイモ、トマト、万願寺唐辛子。
野菜の声が聞こえてくるような味わい。
丹波の夏鹿。
賀茂茄子と黒豆の枝豆。
シンプルなだけに鹿の優しい味がよくわかる。
ピザは2種類。
鮎となす。マルゲリータにさば。
どちらも「monk」でしかありえない。
鮎の風味やさばのコクが楽しい。
赤紫蘇のグラニテ
パンナコッタ プラムのソース。
これも見事な仕上がり。
コーヒーで締める。
なんとも気分が落ち着く食事であった。
「monk」
京都市左京区浄土寺下南田町147
075-748-1154
投稿者 geode : 01:26