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2020年08月27日
「TANPOPO」 大阪・北新地・鉄板料理
数日前から鉄板焼きが食べたくなっていた。
大阪北新地の「Tanpopo」が頭には浮かんでいた。
オーナーシェフの神谷さんは
熱の伝導率が異なる鉄板と銅板の2種類を使い分ける。
スタートはその日のスープから。
ガスパッチョである。
パプリカの香りが漂い、鱧とイクラが入る。
想像を超える味わいにテンションが高まる。
うすあげカマンベール包み。
チーズのコクがプラスされることで、どちらの価値も上がる。
ここで使われる醤油の威力はすごい。
レンコン肉詰め。
粒マスタードとツルムラサキ、そしてポン酢。
粒マスタードをつけると甘味の層が広がるように感じる。
カチョカバロ
これは焼き方が難しい。
焼き色をしっかりつけながら、チーズの流れを止める。
その塩梅が見事に着地している。
トウモロコシのさつま揚げ。
メニューを見た途端に気になった一品。
豚玉である。
これぞ王道。
生地のふんわりとした食感には嬉しくなる。
豚肉の脂分の役割も大きい。
締めは特製ほそ麺焼きそば。
細いが食感が良く、粉の味わいもしっかり。
バランスの妙なる力が左右している。
仕事の美しさが安心につながり、一つの評価軸に入り込んでいる。
「タンポポ」
大阪市北区曽根崎新地1-10-16 永楽ビル6F
06-6344-2888
投稿者 geode : 01:05