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2020年09月04日
「鮨一」 北海道・札幌・寿司
「鮨一」は祇園にある「北の幸」という寿司屋のご主人に教えてもらった。
僕が初めて行ったのは2008年のこと。
「翼の王国」の取材で出かけたのである。
今回、大将が当時の「翼の王国」を取り出したので年号が判ったというわけ。
かれこれ10年以上は通っているのだ。
いつ訪れても満足感がある嬉しい一軒。
この日は、握りオンリーであった。
新鮮な素材とはかくあるのかと知るのである。
松川カレイ。
カレイの王様とも呼ばれる。
塩とすだちで食べる。うまみが深い。
中トロ。
大間の350キロ。香りが強い。
イカには山わさびとねぎ。
イカは細切りにして束ねて握る。
生きているイカの味わいは濃密だ。
ホッキ貝。
甘さがにじむ。
うに。
甘さがすごい。
キンキの炙りに肝。
脂のノリと肝のハーモニー。
毛ガニに味噌。
舌が喜ぶ。
タラバ蟹の内子の醤油漬け。
酒を呼ぶというか、他では出会うことがない。
ボタンエビのサイズにも驚く。
新鮮がもたらす味わいは余韻が長い。
生イクラの軍艦。
風味が強調される。
外したての天然ホタテ。
甘味が半端ではない。
アワビは生で。
マグロのづけ。
鉄分を感じる味わいには感動した。
しめ鯖。
一体感が素晴らしい。
筋子の軍艦。
うまみの宝庫だ。
大トロ。
甘味が炸裂。
つぶ貝。
コリっとした歯応えに呼応するうまみ。
甘海老。
ねっとり うっとりだ。
穴子は甘だれ。
飲み物かと錯覚。
イカのゲソのゴロあえ。
ゴロとはワタのこと。
濃厚な味わいで、ゲソが強いからより力がある。
キンキの汁。
塩ウニの細巻き。
贅沢すぎる。たっぷり塩ウニを食べることの幸せ。
ネギトロ。
バランスの良さは記憶に残る。
またしても感動が続いた「鮨一」であった。
「鮨一」
札幌市北区北二十四条西19-4-14
011-728-5350
投稿者 geode : 01:41