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2020年09月18日
「洋食おがた」 京都・柳馬場御池・洋食
「アジフライを食べに行きましょう」と友人を誘った。
その日「洋食おがた」にアジが入荷されているかは当日まで不安であったが、
杞憂に終わった。
カウンターで最初に見せられたのは
鹿児島「ふくどめ小牧場」の骨付きサドルバックである。
アジもさることながら、サドルバックにも興味が移る。
恋豆冨は甘味が鮮烈。
そのままでも十分だが、オリーブオイルと塩でも試したくなった。
「ふくどめ小牧場」の
パテ アンクルート
タンのテリーヌ
これも初めてだが、まるでパリの惣菜店かと思うほどの味わい。
柿の白和え
ツルムラサキのネバっとした口当たりもご馳走。
カンパチ
右はさっと油通し 左はそのまま
香りが全く違う。シェフの力だ。
金目の炙り
炙ることで階段を何段も上がったように感じる。
タチウオのフリット
食感から生まれる感激。
小アジのフライ。
数秒で火が入ってゆく。
一切れずつ味の違いを楽しむ。
アジフライがなんであるかを考えるのであった。
塩、マスタード、ウスターソースで食べる。
うめいろ(フエダイ)のフリット
皮目のうまさ。
サドルバックのカツとロースト
同じサドルバックだが、ローストの脂身の香りと甘味は衝撃的。
カツの凝縮感も忘れがたい。
ハンバーグとイワシのフライ。
イワシは干物。この技はここだけの特権でもある。
カレーにはバターライス。
カレーとの相性は優れもの。
サドルバックの顎
画像無しだが、このフライは旨みの粒が大きい。
このレモンが甘い。
デザートは桃とヨーグルトのソルベ、かき氷。
洋食の範疇をはるかに超える食材揃え。
そこに緒方さんの知恵と技術がプラスされ唯一無二の存在となる。
「洋食おがた」
京都市中京区柳馬場押小路上ル等持寺町32-1
075-223-2230
投稿者 geode : 01:25