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2020年10月06日
「熟豚」 京都・山科・とんかつ
店名の「熟豚」からして素敵だ。
気持ちが動く。
移転後、初めての訪問。
鹿児島の「ふくどめ小牧場」のサドルバックという、
いま僕が最も好む豚を扱っていることも、再訪の大きな要因である。
その「サドルバック」のとんかつを食べる。
サドルバックの醍醐味は脂身のさわやかさである。
脂身と書いたように、脂も身のうちだと思っている。
余分な脂分は落とし、旨みを残す。
脂の綺麗さは威厳を保っている。
塩やマスタードなど調味料によって味わいの変化も楽しい。
とんかつの新たな地平が見えてきたように感じる。
コロッケも数種あり。
有機国産ジャガイモと熟成豚のそぼろコロッケ。
そぼろの役割が大きいと思った。ボリュームあり。
豚汁のレベルも高い。
とんかつを中心として様々なチャレンジが見られるのが
食いしん坊の気持ちを刺激してくれる。
「熟豚」
京都市山科区竹鼻西ノ口町57-1
075-595-0295
投稿者 geode : 01:03