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2020年10月08日
「東心斎橋やつづか」 大阪・東心斎橋・日本料理
大阪・ミナミの周防町通りにある割烹店。
約束の時間より少し早く到着すると、ご主人がカウンターで甘鯛をさばいていた。
その姿の美しいこと。この日は、この甘鯛を食べたいと思った。
ご主人の甘鯛を凝視する視線にも魅せられた。
この日はカウンターではなく個室であった。
メンバー(3名)が揃い、献立を見ながら料理を決めてゆく。
料理選びも割烹の醍醐味である。
昨今は割烹といってもほとんどがコース仕立てになっているところが多い。
真つぶ貝造り。
貝殻付きで供された。
迫力と真つぶ貝の濃さに箸が進む。
剣先イカ唐揚。
画像からも想像できるようにスティック状である。
味はイカフライのよう。酒飲みの二人は大喜び。
かにとモモ、梨サラダ。
組み合わせの妙が素敵だ。
かにとモモは想像がついたのだが、梨の水分と甘味が見事に寄り添っていた。
新すじこ沖漬け。
皮の柔らかさと味の凝縮感の差異が楽しい。
イカとセロリのかき揚げ。
このコンビネーションにも感動である。
甘鯛の松笠焼き。件の甘鯛である。
鱗がピンと立ち、その香ばしさと身のふんわり具合。
天ぷら3種。
ハマグリ、トウモロコシ、鰻。
ハマグリのジューシーさがいい感じだ。
山形牛のクリとミスジのすき焼き。
すき焼きの甘だれにメレンゲと卵黄。
締めに仲間が蕎麦を注文。
スッキリだ。
僕は合鴨黒胡椒焼きに白ご飯。
これを勝手に丼仕立てに。
白いご飯が進む。
こんなことができるのが割烹の楽しみだ。
気軽な仲間と訪れたい一軒。
「東心斎橋やつづか」
大阪市中央区東心斎橋2-5-29 日宝周防町ビル2F
06-6213-2250
投稿者 geode : 01:43