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2020年12月03日
「アバッキオ」 大阪・谷町6丁目・イタリア料理
5坪にも満たない小さなイタリア料理店「アバッキオ」。
オーナーシェフの古田剛さん。
一人で淡々と料理を作る姿は割烹のような感じも受ける。
この日はカウンターに4人であった。
大きめの皿が置かれた、そこに古田さんは一つずつ料理を手でサーブする。
それはまるで寿司屋のようでもある。
鯛と青大根
鯛の熟成感が見事。
カレイと赤大根
赤大根のサクッと感。
水牛のモッツァレラ、ノルウェーサーモン、トマト。
サーモンの脂分とチーズのコクにより上級のカプレーゼとなる。
カワハギとナス、グリーンソース
この出会いは衝撃で肝もインパクトあり。
ほうぼうに小松菜
焼き霜のほうぼうは香りが立ち、小松菜を呼ぶ。
海老とビーツと春菊
海老のコクにビーツの甘さ。
カジキマグロのグリル
濃厚な味わい。
サザエのオーブン焼き
懐かしい味わい。
紅ズワイカニにホタテ
タラの白子の黒豆
茶碗蒸しのようなカニとホタテ。
イベリコ豚のボイルと生ハム
野菜とのコントラストで、料理に新たな流れが生まれる。
舞茸のタリアテッレ
舞茸の香りとコクでするすると食べてしまう。
鹿のヒレ肉のステーキ
少しつけたパン粉の存在は大きく、食感にリズムが生まれる。
付け合わせの栗もうれしい。
締めに勧められ、お願いしたジェノバ風パスタ
じゃがいもといんげんが定番。
これで一気にイタリア感が深まる。
紅玉のタルトにバニラのアイスクリーム。
抜群の安定感があり、古田さんのやりたい世界が確立した感じである。
「アバッキオ」
大阪市中央区谷町6-6-5 谷六コ-プ 1F
06-4304-2529
投稿者 geode : 01:27