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2020年12月14日
「中村屋」 京都・百万遍・寿司
包装紙は、助六が傘を広げて見得を切る姿。
助六の愛人は揚巻という女性。
つまり揚げと巻きが入った寿司のセットを助六と呼ぶようになった。
なんとも洒落たネーミングだ。
稲荷と巻き寿司。
巻き寿司はきゅうりと沢庵の細巻き。
稲荷の揚げは甘味がしっかりしたタイプ。
揚げは色も濃く出汁と甘味が特徴的である。
巻き寿司は海苔の香りが生きている。
今年、南座の顔見世では控えらているのだが
この助六は楽屋見舞いなどにもよく使われている。
手土産やちょっとした集まりには非常にありがたい京都の銘品である。
「中村屋」
京都市左京区田中大堰町145
075-781-4048
投稿者 geode : 01:06