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2020年12月17日
「肉炭馨 和衷」 大阪・北新地・日本料理
縁があり、初めて訪れた。
スキッとしたカウンターに腰を落ち着ける。
個室と半個室があるようだ。
凛とした空気感が漂う。
スタートは季節の息吹
間人のせこ蟹が現れた。
季節ならではのお出迎えだ。
視覚に訴える力も強く、後の料理に期待が高まる。
椀物。
月の輪熊、芹、カブラである。
熊の脂身のうまさと甘さに、芹のほのかな苦味が絡む。
かぶらは温かい甘さをもたらす。
太刀魚の春巻き 南蛮ソース。
ソースのやや刺激的な味わいが太刀魚を引き立てる。
造りは
アカハタ、やいとカツオ、シマアジ。
やいとカツオの脂のノリは、今だけの贅沢。
シマアジのコクも楽しめた。
カワハギの肝和え
王道の味わいに安心感を覚える。
氷魚とおろしの相性の良さ。
うなぎは香ばしく焼き上げる。
海老芋のほっこり感。
うに いくら とんぶり
旨みが合奏曲を生み出す感じだ。
山形牛の生ハム
これは珍品。
山形牛のイチボ、ヒレ
イチボの軽やかな甘味
ヒレのスキッとした味わい
牛肉と野菜の組み合わせ。
雲井窯の土鍋で炊いた御飯。
この白ご飯にはカイノミがぴったりとくる。
カイノミのコクがご飯を盛り上げるのだ。
デザートはソフトクリーム。
楽しい時間を過ごすことができた。
ランチタイムにも訪れたい。
「肉炭馨 和衷」
大阪市北区曽根崎新地１-3-3 好陽ビル202
06-7182-6860
投稿者 geode : 01:36
