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2021年01月19日
「NAKATSUKA」 京都・姉小路堺町・フランス料理
昨年末3周年を迎えたレストラン。
昨年の夏より料理のスタイルが変わった。
それまでは結構ボリュームのある皿で、
二人で前菜、メインを2種オーダーすれば満腹という感じであった。
だが、昼も夜もコース一本となり、料理もかなりモダンになった。
スタートは春菊のせんべいである。
このアプローチは、前のスタイルが払拭されている。
前菜が数種という説明。
古代米にチリパウダー、マスタード風味のほろほろ鶏。
繊細にして攻めてきた。
アマゾンカカオ 百合根にトリュフ キャビア
この世界観かと感じた。
瞬間燻製だ。
イカスミのシュー生地に雲丹。
旨味が濃厚。
ビーツとヨーグルトのムースにピスタチオ
一気に「NAKATSUKA」ワールドに入り込む。
ブリの料理
ブリは炙り、トマトと柚子の泡、オリーブのパウダー
フェンネルに菊芋。この組み立てにシェフの個性が光る。
ブリの脂分をいかに生かすか。
フォアグラの料理
ライム、フォアグラの上にパートブリック
ビーツのパウダー。
ねっとりながら爽やか。
スペシャリテのタルト
タルト生地にひよこ豆のラグー トマト カチョカバロ
異種の味わいが気持ちよさそうに調和する。
サワラの料理
サワラの火入れは絶妙で牡蠣のソース
プチベールにトマト、イタリアンパセリ
現代の風景を写し取る。
イベリコ豚のしなやかな火入れが楽しい。
ゴボウとの相性良し。
デザート後のティーはチョイス。
リンゴのチップの軽い酸味がいい。
胡桃の食感と香りが素敵な一品。
キャラメリゼの風味が嬉しいのだ。
烏龍茶ベースのティー
懐かしいプリン
抹茶 唐辛子のショコラ ヘーゼルナッツ
ミニャルディーズが余韻を残す。
シェフの持つ新たな魅力と出会い、次回は夜のコースだと思った。
「NAKATSUKA」
京都市中京区木之下町299 Cote Glace姉小路通1F
075-223-0015
投稿者 geode : 01:05