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2021年01月20日
「竹香」 京都・祇園・中国料理
何年かぶりの「竹香」である。
初めてこの店を訪れたのは40年以上も前のこと。
店頭の案内に「広東御料理 竹香」と御料理という文字が強烈な印象。
いま思えば京風中華のことであり、舞妓中華などと呼んだこともある。
蒸し鶏
細く切ったネギと鶏の出会いは素敵だ。
醤油ベースのタレも刺激を与える。
春巻き
薄い皮のサクッと感と具材の粘りが勝利だ。
他ではなかなか味わえない春巻きでクセになる。
焼売。
優しい味わいだがインパクトがある。
口の中での解け具合はふんわりだ。
八宝菜。
野菜にとろみのある味付け。
予想外の姿であり、これも独自の道だ。
豚の天ぷら。
この厚みの豚にいかに味を載せるか見事にクリアした天ぷら。
塩でもよし、辛子酢醤油もまたよし。
海老の甘酢。
甘さが中途半端でないのが嬉しい。
この味わいは記憶の味だ。
五目炒飯。
沢庵がついてくるのが京風だ。
この香の物が威力を発する。
焼きそば。
あんと具材がたっぷり。
やや甘味あり。
懐かしさを感じながらも、最近はこのような味わいを食べることが少なくなったので、
ずっと守り続けていただきたい一軒でもある。
「竹香」
京都市東山区新橋通花見小路西入ル橋本町390
075-561-1209
投稿者 geode : 01:27