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2021年04月14日

「シャンボール」 大阪・リーガロイヤルホテル・フランス料理

「シャンボール」 大阪・リーガロイヤルホテル・フランス料理

ホテルのメインレストランはフランス料理という時代があった。

大阪という街のフランス料理を牽引する存在が、ホテルのフランス料理でもあった。

時代は流れ、街場のレストランに話題が集まり人の流れもそれに呼応するようになっていった。

この日は「リーガロイヤルホテル大阪」のレストラン「シャンボール」で
苦味と酸味をテーマにした料理を味わった。

アミューズブーシュ
サヨリのマリネ
フォアグラ
牛肉のボルシチ風
新タマネギのブランマンジェ

仕事のキメの細かさが光る。

サクラマスのコンフィ タンポポのシャーベットと苦味のあるサラダを添えて

サクラマスのギリギリの火入れ、それによって身の崩れ具合が違う。

タンポポなどの苦味が生きる一皿。

パンは2種、バターも2種。

フランス産ホワイトアスパラガスのポッシェ マルテーズソース

アスパラガスの苦味にオレンジを使うオランデーズソース。

パッションフルーツの酸味が生える。

淡路島産伝助穴子のグリエと山菜のベニエ クレソンのピューレ

最近は中央に盛られるスタイルが主流となったが、これも新鮮である。

穴子の甘味と山菜の風味がいい感じで合わさる。

金目鯛のヴァプール 貝類と野菜のミジョテ サフラン風味

ふんわりした食感に 貝類が寄り添う。

フランス産バスク豚キントアのロースト 春野菜のコンディマン添え

肩ロースの甘味が秀逸

野菜の苦味はご馳走だ。

アバンデセール

軽やかなフルーツ。

苺とふきのとうのコンポジション

黒胡椒のアクセント フロマージュブランのシャーベット

甘味や苦味のバリエーションが豊か。

小菓子にエスプレッソ

メニューの組み立ても熟慮
サービスも心地の良さを感じる。

たまにはホテルのフランス料理も楽しみたい。

「シャンボール」
大阪市北区中之島5-3-68 リーガロイヤルホテル
06-6441-0953

投稿者 geode : 02:14