門上武司のおいしいコラム

2021年05月26日

鰻料理に対する印象が変わる一軒。

静岡駅から車で約20分ほど。
住宅街の中にある。

空豆にカラスミ　飯蒸し

空豆の青い香りにカラスミのインパクト
胃袋は戦闘態勢に入る。

鰻の尾びれの揚げ焼き

なんとこれで7尾分。
蕗にくちこ
この発想の凄さ。

鰻のえり焼きにじゅんさい。

えりの部分も迫力のある味わい。
じゅんさいの食感との差異。

マグロの炙り

奥にはモッツァレラのづけ
このバランスの良さ。

とり貝

噛むほどに甘さが溢れてくる。
シンプルイズベスト。

北海道の経産牛

南草津の「サカエヤ」から。

しゃぶしゃぶは花山椒と

花山椒の香りと辛さが生きる。

うざく

小鰻にわさび菜、きゅうり。
新たなうざくの誕生だ。

浜名湖の天然鰻の肝焼きと白焼き

白焼きの香りと皮目のパリッと加減。

手前が北海道の経産牛
奥が鹿児島の手当てをした牛

経産牛は新鮮であった。見事である。

蒲焼

大きな満足感を得る。

ソフトクリームで締める。

こんなコース仕立ての鰻屋があったであろうか。
再訪必至である。