« | メイン | »

2021年05月27日

「COMMUNICO コムニコ」 奈良・東生駒・イタリア料理

奈良で「アコルドゥ」というスペイン料理店を営む川島宙シェフが
「アバロッツ」を作ったのが2015年、その時にシェフとして就任したのが堀田大樹さん。

その「アバロッツ」を引き継ぎ「コムニコ」として開業したのが2018年。
オーナーシェフとしてローカルガストノミーを標榜する。

奈良に対する思いの深い料理人である。

グリッシーニは酒粕を使う。

黒米 鴨のペースト

 

グリーンオリーブ
鴨の生ハム 大根のピクルス

 

キッシュはウスイ豆に雲丹

大鉄砲大豆という奈良県固有品種の豆乳を使う木綿とうふ
キャビア など 素敵な奈良への誘い。

 

足赤海老に筍 菜の花 トマトのコンフィ

下にはコンソメ 食材の組み合わせを考えながら食べる。
それが楽しみになってくる。

 

桜鱒 アスパラガス 新ジャガイモ

テーブルに届いた時の風景が美しい。
サバイヨンソースの酸味がいい感じである。
上に置かれたシートの食感も興味深い。

 

アニョロッティ

中には大和牛の首肉ミンチ
粉もうまい、肉もうまい
チーズも感じる サマートリュフも魅力を添える。

 

ハタ 蛤 春キャベツ 八朔

ブールブランソースには八朔の爽やかさが加わる
春を感じさせる一皿。

 

ばあく豚 蛍烏賊 葉玉葱

ばあく豚の香りと脂の甘さに蛍烏賊のコク。
インパクトあり。

 

古都華 パルミジャーノ ピスタチオ

デザートは古都華を中心に据え、
チーズやナッツのアクセントが生きる。

 

コーヒー

 

アンポ柿のフィナンシェ
マカロンはお茶を組み込む
レアチーズケーキには甘酒

 

シェフが暮らす地域の歴史や食材を知り
そこから料理が生まれる。

楽しいレストランである。

 

 

「COMMUNICO コムニコ」
生駒市東生駒2-207-1-111
0743-85-6491

投稿者 geode : 10:00