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2021年10月04日
「炭火割烹 いふき」 京都・祇園・日本料理
祇園にある炭火割烹の雄「いふき」。
食いしん坊集合。
名物の前菜
ヒシ蟹と菊名のおひたし
かますの小袖寿司 わさびオイル
活穴子 すだち ムカゴのまんじゅう
ぼたん海老のカダイフ
蒸し鮑 肝ソース
酒好きにはぐっとテンションが上がる。
近江牛のレバーは石焼
甘味が押し寄せる。
近江牛のハツ
食感と甘さ。
そのハツの厚さを増し焼く
脂身の上品でかつ甘味とコクがあるのに驚きを覚える。
煮物椀
銀杏豆腐に岩手の松茸
牛とカツオのだし
風味が濃密 味の濃さも違う。
シンタマの握り
爽やかで軽やか。
賀茂茄子に雲丹
口の中が変わる。
十勝若牛のタン
表面はガツっと焼かれている。
香ばしさとコクが同居する。
シンタマ
塊で火入れ、余熱。
今回の牛肉は「サカエヤ」の新保さんが手当をしたもの。
塊で焼くため新保さんは「少しサシのあるのを選びました」と。
このチョイスが素晴らしく、それを見事に焼き上げる山本さんの技。
うっとりという言葉がぴったりの仕上がり。
料理人と精肉店の見事なマリアージュだと思う。
口の中で広がる馥郁たる味わいにしばし無言となる。
鹿児島経産牛のもも肉の白味噌仕立て
ここでまた口の中が変化する。
近江牛のミノ 梅肉とわさび
爽やかな甘味には感動である。
愛農ポークのハンバーガー
この優しい味わいはなんだ！
手打ちそばのつけ麺
つけ汁がモツ、モツそばである。
これは凄みのある一品となった。
締めはすき焼きとご飯
牛肉は卵の白身で食べる。
溶いてからは野菜を食べる。
季節の果実でスッキリ
ババにトリュフで楽しむ
なんともバリエーションのある食事であり
食の限りない可能性を感じた一夜であった。
「炭火割烹 いふき」
京都市東山区祇園町南側570-8
075-525-6665
投稿者 geode : 10:52
