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2021年10月06日
「蜀江」 京都・二条城前ANAクラウンプラザホテル京都・中国料理
ANAクラウンプラザホテル京都の中国料理「蜀江」
監修は陳健太郎さん。
定期的に陳さんが「蜀江」に登場し自ら厨房を采配を振るう。
この日は「赤坂四川飯店」が誕生した1952年の献立も組み込んだコースとなった。
雲白肉 薄切り豚肉の蒜泥ソース
豚肉、キュウリともにかなり薄く切ってある。
キュウリの活かし方が素敵。
ソースの辛味、そこから立ち上る香りにやられる。
前菜盛り合わせ
蒸し茄子の皮蛋辛子ソース
麻辣 ビーフジャーキー
マグロ紹興酒漬け
バンバンジー
鮎の香辛料煮
押し豆腐のホウレン草巻き 冬虫夏草が使われる
車海老の椒麻和え
一つひとつしっかりした味付け。
鶏豆花湯 鶏すり身の豆花仕立て
清湯のしみじみとした味わいが体にしみる。
清楚ながら芯の強さを感じる。
イカの朝天唐辛子炒め
イカに対する包丁目の入れ方が麗しい。
そこから発する甘味と辛味を感じさせる味付けのマリアージュ。
フカヒレの煮込み 毛蟹・上海蟹
フカヒレの煮込みだが、ソースが秀逸。
この季節の上海蟹と毛蟹の身と味噌がたっぷり入る。
旨みの連続性が素晴らしく、うっとりする味わいだ。
皮付き豚バラ肉の米粉蒸し
半球状の完成品
とりわけ中華パンに挟んで食べる。
甘味をまとった食味に驚きを覚える。
陳洋子の愛したスモークダック 胸肉ともも
陳洋子さんとは健太郎さんの祖母。
スモークの香りは優しく、塩分とダックの旨み。
麻婆豆腐
左が現在 右が1952年当時
辛味が違うが好みは食べた側が決める。
担々麺
汁あり、日本に担々麺を流布した一品。
安定感と安心感あり。
豚肉と小豆の田舎蒸し
これは初体験。
豚を感じるがきちんとデザートとして着地。
桃饅頭
驚きと可愛さと美味しさ。
四川アイスゼリー
新たな体験であり感動が続く。
「蜀江」
京都市中京区堀川通二条下ル土橋町10
ANAクラウンプラザホテル京都 B1F
075-231-1155(代表)
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投稿者 geode : 10:45