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2021年12月14日
「Restaurant Koke」 京都・室町二条・スペイン料理
道路からのアプローチが麗しい。
紅葉の赤い色が印象的である。
店内は静謐した雰囲気が流れる。
といっても堅苦しいことはない。
カウンターとテーブル席。
カウンターは8席、テーブルは4席が2テーブル。
Kokeからのメニュー通りの記載
水 このビルはidoというネーミング。
七谷地鶏のコンソメ 地下水を使う
澄ますのに卵白ではなく鶏のミンチを使ってコンソメに仕上げる。
迫ってくる味わい。
SNACK
ビーツのチュイルは塩レモン るり渓のチーズ
タルトは焦がしバターの風味が生き、カラスミのコク
焼き海苔のアクセントもはえる
蝦蛄
蝦蛄は備長炭で火入れ
ソースはオリーブオイル、海老の味噌 アーモンドとホワイトバルサミコ
微かな甘みを含んだソースの力が蝦蛄を引き立てる。
白菜
白菜と貝のスープ
ハマグリは薪で火入れ
ナスタチウムに春菊のオイル
ハマグリの香りとコクがスープで盛り上がる。
TAPAS
柿とトマトウォーター
フルーツトマトにマカダミアナッツとバルサミコのムース
カマスはジュニパーベリーでマリネ 山わさび
鯛の上には生ハム
河内鴨にミキュイ
どの皿もコンビネーションの素晴らしさ。
ホエー
根パセリを湯がきパスタ状にする
ハーブのサラダを添え
フレッシュチーズとホエーを使ったソース
この組み合わせはスパニッシュの世界
贅沢な気持ちになるサラダ
経産牛
鹿児島の経産牛
ヤーコンとバルサミコのソース
クレソンにわさびオイル ニンニク
サカエヤで手当てされた牛肉 表面は薪で炙る
サクッとした食感と牛肉の香りと味
真魚鰹
炭で半生状態に仕上げる
水晶文旦 カブラのおろし汁の付け合わせ
真魚鰹の解ける口当たり。
七谷鴨
七谷鴨は皮目に蜂蜜を塗り 冷蔵庫で乾燥させ
その仕事を数日繰り返し、蜂蜜の層を作る。
マスタードオイルに黒ニンニク、島らっきょ
シェリーのソース
鴨の絶妙な火入れと薪の香り 鴨自体の旨み
米
オジャ
生ハムなどが入る これはお代わりをしたくなる
定番である。
チコリ
チコリのプリンにカカオチョコレートソース
苦味を生かしたデザート
百合根
温かいフィナンシェの上に百合根のモンブラン
バターミルクのジェラート
フィナンシェの存在がいいアクセント
訪れるたびにバランスもよく シェフの意思がしっかり伝わる
シェフの自信というか、世界観が固まってきたのであろう。
また行きたいと思う。
「Restaurant Koke」
京都市中京区蛸薬師287 ido 1F
075-223-5055
YouTubeチャンネル「Round Table」=====
★ 【新着】木島徹(建築家)
https://youtu.be/VHMFtS54i_w
輿水精一(サントリー 名誉チーフブレンダー)
https://youtu.be/NFKgOaEHjEM
新保吉伸(精肉店サカエヤ)
https://youtu.be/FwzWzqmL6hQ
赤井勝(花人/かじん)
https://www.youtube.com/watch?v=VlSdDts_cMU
梶高明(梶古美術)
https://www.youtube.com/watch?v=g5ZkyjBEYBw
中川政七(株式会社中川政七商店代表取締役会長)
https://www.youtube.com/watch?v=AREXu4uDjgc
村田吉弘(株式会社菊の井/NPO法人日本料理アカデミー理事長)
https://www.youtube.com/watch?v=fGYHD18jz60
======協力:株式会社マイコンシェルジュ
投稿者 geode : 10:00