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2022年04月13日

「Maison DIA Mizuguchi」 名古屋・サカエ・フランス料理

初めての訪問。
白が基調の店内には活気があふれている。

 

最初に運ばれてきた

ジャガイモのチップス マグロとアンチョビのQRコード
このジャガイモのチップに埋め込まれたQRコードを読み取るとメニューが出てくる。「できるだけ紙を減らす。SDGsを考えないと!」とオーナーシェフは語るのであった。まさに今の時代を象徴している姿だと思った。

 

フランスの郷土料理 ガレットノルマンディ

そば粉のガレット(クレープ)に竹炭を練り込み色を出す。
そのシートにカマンベールチーズ、紅玉りんご、シードル、キャビア、生ハムなどをくるりと巻き込んで食べる。
この発想の豊かさがある。

 

三河産のどぐろ利根セルフィーユのクルトレット

まるで寿司のようなスタイルをしたのどぐろ。
さっと焼き目をつける。
赤ワイン酢で味をしめる
下のタルト生地との食感の違いが面白い。

 

北海道増毛産ボタンエビ 紹興酒シェリー酒ヴィネガーマリネ

海老の紹興酒漬けをイメージだと思う。
しっかり味を含ませたボタンエビの旨味は秀逸だ。

 

北海道根室バフンウニ 北海道昆布森産毛蟹 カリフラワームース

見た目にも美しい。
バフンウニ 毛蟹 カリフラワームース
これを下からスプーンで合わせて食べる。
視覚的にも麗しく、その印象が味わいに重なる。

 

自家製ベーコンサラダ リヨン風

これまで何度もリヨン風サラダは作り食べてきた。
しかし、このビジュアルは初めてある。極めて刺激的だ。
とにかく混ぜる。それを口に含むと確かにリヨン風サラダの余韻は残る。
新たな解釈と言える。

 

オニオングラタンスープ  SOSOGIAI

和牛に玉ねぎ 水牛のモッツレラ

そこに熱いスープをかける
和牛は温度で脂が溶ける。
添えられたタマネギのムースも甘く いいアクセントとなる。

 

気仙沼無添加フカヒレステーキ クリガニとホタルイカのソース

フカヒレのステーキにはノドグロ、帆立、ホタルイカ、桜エビのフリット。
これはイノベイティブな料理である。
融合することで幾重にも重なりを楽しむことができる。

 

北海道産鹿フィレ肉の藁焼き 行者ニンニクソース。

不思議な香りと味わいである。
肌理の細やかな 藁を使った料理
経産牛だが、しっかりとうまい。

 

愛媛県産せとかとシャルトリューズのクレープシュゼット

爽やかな風に乗ったような仕上がり。
せとかの甘味が上品で 甘さもしっかりである。

 

 

この日はスペッシャリテなメニューであり、いい感じでペロリと食べた。

 

 

「Maison DIA Mizuguchi」
名古屋市中区栄2-1-21 サンシャイン伏見ビル1F
050-3160-2854

 

 

YouTubeチャンネル「Round Table」=====

 ★ 【新着】和田有史(立命館大学食マネジメント学部教授)

https://youtu.be/QkyHq9tKuNc

辻 邦浩(音響空間デザイナー)

https://youtu.be/fxhUtkse7Jo

輿水精一(サントリー 名誉チーフブレンダー)

https://youtu.be/NFKgOaEHjEM

新保吉伸(精肉店サカエヤ)

https://youtu.be/FwzWzqmL6hQ

赤井勝(花人/かじん)

https://www.youtube.com/watch?v=VlSdDts_cMU 

梶高明(梶古美術)

https://www.youtube.com/watch?v=g5ZkyjBEYBw

中川政七(株式会社中川政七商店代表取締役会長)

https://www.youtube.com/watch?v=AREXu4uDjgc

村田吉弘(株式会社菊の井/NPO法人日本料理アカデミー理事長)

https://www.youtube.com/watch?v=fGYHD18jz60

 
 ======協力:株式会社マイコンシェルジュ

投稿者 geode : 10:00