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2022年04月26日
「Antica locanda MIYAMOTO」 熊本・新屋敷町・イタリア料理
「Antica locanda MIYAMOTO」は昨年の6月に移転した。
その8月に伺い、感激したレストラン。
約８ヶ月ぶりの訪問であった。
印象は、昨年よりもさらにパワーアップである。
薪の炉は勢いよく稼働している。
建物の庭がすこぶる麗しい。
塩トマトのノンアルコールドリンク
みかんとトマトのブレンド。
これは胃袋に心地の良い刺激を与えてくれる。
うまいのだ！
前菜がずらり、圧巻である。
あか牛のサラミ、ラルド、スモークしたものなど
これで「Antica locanda MIYAMOTO」の実力が判る。
胃袋も脳も精神も、宮本さんの料理に対する意気込みが高まる。
天草のヒオウギ貝
肝と貝柱 これらがなんと濃密な味わい。
ホタテ貝より濃厚かと感じた。
宮崎のキャビア グリンピースにイカという組み合わせ
イカはタルタル状態、もろみの香りが生きる。
キャビアの存在価値もあり、バランスのとれた一品。
リゾット
ハマグリの出汁が鮮烈な味わい。
菜の花の風味も素敵だ。アスパラガスのソースがつないでいる。
有明のマテ貝のパスタ
白味噌とゴマの風味。
なんとパスタは米ぬかからという。
歯ざわりの楽しさ、これは印象深い。
野菜サラダにジビーフのレバー
このレバーの上品なこと。
あか牛
これは素晴らしい仕上げ
昨年の味わいを超える
表面のふっくらした感じは宮本さんの技
「熾火にしたり、置く場所を変えたり、相当挑戦しました」と宮本さんの言。
その経験がきちんと着地する。
これはジャージー牛の子牛の
ビフカツサンド
赤身だが、その柔らかさは驚くばかり
塩トマトとバルサミコの添えの効果大。
デザートはアスカルビーのソルベ
和三盆のクッキー
イチゴのガトーショコラ スモーク
ほうずき
気持ちも胃袋も満たされ、また伺いたいと思ったディナーであった。
移転して一年足らずだが、その進化には感動である。
「Antica locanda MIYAMOTO」
熊本県熊本市中央区新屋敷1丁目9-15
096-342-4469
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投稿者 geode : 10:00
