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2022年06月24日
「瞬」 静岡・葵区・鰻割烹
鰻料理に関しては唯一無二の存在だと思う。
この日はカウンターに6席。
最初はなぜか緊張感を覚える。
素材が並ぶ。
この輝き、シズル感。胃袋は瞬時に勢いが増す。
最初の椀に度肝を抜かれる。
ワラビにエリの身
白味噌の出汁に山椒の風味。
この合わせに岡田さんの豊かな思考を感じる。
揚げ茄子に揚げた鮎
うなぎのタレがかかる。
タデのピュレ。
このバランス感覚の良さに感動である。
ジュンサイにトマト、尾びれ。
ぬるっとした舌触り、トマトの軽い酸味と甘さ
尾びれのうま味
鰻の肝に山葵の茎
この食材の重ね方に凄みを感じる。
肝の苦味に、山葵の辛味と香り。
この相性の良さに舌が喜ぶ。
胡麻豆腐に鰻のあらい
胡麻豆腐のコク
あらいは噛むごとに甘味がましてゆく。
とり貝に鰻
トリ貝の味わいが劇的に変化する。
鰻巻き
卵もふわふわ、そこに鰻のコクが見事に寄り添う。
岡田さんは、この炭床を巧みに扱う。
温度や火力の調整を行う。
炭を扇ぐ、団扇がこの店には存在しない。
鰻ざく
小さな鰻にきゅうり
構成要素は同じだが、これまでの鰻ざくと別物。
白焼きは天然を使う。
皮目のカリッと焼けた状態。
身はふんわりとなる。
山葵がいい相性。
蒲焼
「養殖のほうがご飯に合うと思います」とのこと。
ご飯が進む、進むこと。
デザートは定番のソフトクリーム
これがめっぽううまい。
また伺いたいと思う一軒である。
「瞬」
静岡市葵区有永260-1
054-294-7178
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投稿者 geode : 10:00