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2022年07月08日
「TANPOPO」 大阪・北新地・鉄板料理
男性4名の会食。
ラジオの番組関係者が集まり、情報交換も兼ねての食事であった。
話題はどんどん転がってゆく。1960年代の音楽シーンから現在まで、いろいろな角度で言葉が飛び交う。
なんともエキサイティングで刺激的な時間であったことか。
アミューズに登場した鮎の料理。
オーナーシェフの神谷圭介さんは「鮎のおひたしです」と表現した。
一番下にはクスクス、鉄板で焼いた鮎、骨せんべい、肝ソース、キュウリのピュレがかかる。混ぜると一体が渾然となり、見事な鮎の一品となった。
これは素敵なお出迎えである。
ピリ辛こんにゃく
小さく切られたこんにゃくの歯応えとツルッとした食感がいいな。
醤油の香ばしさとピリ辛の融合も程よく、メンバー「これはうまいな」と声を揃える。
自家製のさつま揚げ
タコと実山椒 揚げ焼きという感覚
鉄板で仕上げる。
実山椒の弾ける風味がこのさつま揚げを盛り上げる。
うす揚げカマンベールチーズ包み焼き
これはチーズの塩分がいい感じできいており、味の輪郭がしっかり現れる。
料理の格調ということを考えたのであった。
塩分が持つ力がそうさせたのかと思った。
豚キムチ
この豚の存在が見事。
というのは厚みがあり、そこから滲み出る脂分の甘味とキムチの辛味が丸い味意を醸し出すのだ。
鹿児島の経産牛のステーキ
南草津の「サカエヤ」から届いた経産牛。
新保さんの手当てもすごいが火入れの技術も鋭い
旨味の液体もきっちり肉の中にとじ込められている。
牛肉を喰ったという満足感も十分ある。
安定のお好み焼き
豚玉である。
生地のジューシー加減も軽やかで、あっという間に胃袋に落ちてゆく。
特製細麺焼きそば。
この麺は京都の製麺所「麺屋棣鄂」から。
麺の焼きの硬さの調節で味の変化が生まれる。
王道だが、クセになる味わい。
ガリの存在もいい感じである。
この日は会話が飛び交うので個室とした。
鉄板での技を間近に見ることはできなかったが、それも想起させる味わいであった。
「タンポポ」
大阪市北区曽根崎新地1-10-16 永楽ビル6F
06-6344-2888
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投稿者 geode : 10:00