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2022年10月03日
「京、静華」 京都・岡崎・中国料理
定期的に訪れたくなる中国料理店。
カウンターの中、つまり厨房を眺めながら料理を食べる醍醐味を味わう。
ピータン豆腐
このスタートはすごかった。
ピータンの味わいが豆腐に溶け込んだムースの味わいにうっとり。
この一品で宮本さんの世界にどっぷり浸かった感じ。
春巻きの中身は松茸
香りと味が一体となる。
春巻きの概念が変わるような一本。
上海蟹の始まり。
身と味噌が殻の中に入る。
旨味とコクの共演、小ぶりながらインパクト大。
車海老
百合根や豆の香りに海老の甘味が絡む。
優しいのに余韻は長い。
しみじみと味わいが広がってゆく。
明石鯛のお造り
クラゲの入る、適度な酸味と甘味もプラスされ
造りとサラダ 双方を楽しむという感覚。
酢豚 古老肉
古典的な手法 ケチャップとウスターソース
サドルバックという豚の脂のきれいな豚の実力発揮
ついおかわりをしてしまった。
イチジクもきいている。
フカヒレのスープ
上湯の品格を感じる。
そこにフカヒレの食感 松茸の香り。
近江牛のサーロイン 万願寺唐辛子
これは青椒肉絲である。
万願寺唐辛子の甘さがいい働き
サーロインの脂をうまく生かすのだ。
麻婆豆腐
これは麻婆豆腐を超えるという文字がつく
見かけはシンプルだが、辛さも十分あり
つくづく中国料理の懐の深さと宮本さんの凄みを感じる。
ブドウとワインゼリー
すっきり
浜名湖のドーマン蟹におこわ
貴重なドーマン蟹を黙って食べる
味の濃さを感じる。
おこわに混ぜ込むとまた楽しい。
七谷鴨のラーメン
さっぱりとしていてスルスル入る。
ご存知杏仁豆腐
金木犀の琥珀 栗の胡麻団子 ピスタチオのかりんとう
この日の味わいはいつにも増して凄みがあった。
カウンターは大盛り上がりであった。
「京、静華」
京都市左京区 岡崎円勝寺町36-3 2F
075-752-8521
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投稿者 geode : 10:00
