« 「ル・ジャルダン」 福井・文京・フランス料理 | メイン | 「六曜社」 京都・河原町三条・コーヒー店 »
2022年10月12日
「プレスキル」 大阪・淀屋橋・フランス料理
70歳の誕生日のランチ。
スタッフとの会食に「プレスキル」を選んだ。
少し前にパイ倶楽部の食事会で食べた料理が素晴らしく
スタッフと共有しようと考えたのであった。
シェフの佐々木康二さんからメニューの説明がありスタート。
シマアジとキャビア 生ハム ラタトゥイユのクーリー レモンコンフィ
美しい皿。
シマアジで生ハムをサンドする。
生ハムの塩味とコクが効果的。
キャビアのコクも同様である。
ラタトゥイユの甘味や酸味、レモンの風味が味わいを立体的に構築する。
美しきオーロラの枕
パイ包み焼き。中にはリードヴォ、鹿、フォアグラなどが入る。
それらのコンソメジュレが中身とパイ生地をつなぐ、丁寧な仕事とわかる。
きれいな切り口、具材の凝縮した味わいにパイの香ばしさ。
フランス料理が持つ世界観を体感する。
セップ茸とマッシュルーム シャテーニュのブイヨン
秋全開のスープである。
マッシュルームの風味が香るスープにうっとり
セップの濃密な味わいと栗の甘さと食感
これには黙ってしまう。
オマール海老のポワレ マティニヨン野菜と白味噌
オマールの火入れに唸る。
殻がついたまま鉄板で火入れ、そこから殻を外す。
見事なミキュイ、白味噌を使ったバターソースの味わいに感動。
仔牛フィレ肉のロティ ベアルネーズソース
フィレ肉を豚バラ肉に巻き火入れ
中はロゼに仕上げる。
赤ワインソースの中には豚足や豚耳が入り、コクと食感を生み出す。
フランス料理の醍醐味を感じる。
栗とパッションフルーツのヴァシュラン
この組み合わせに感銘を受ける
栗の甘味にパッションフルーツの刺激的な酸味のすごい働き。
小菓子をしっかり食べる。
エスプレッソとカモミールティ
料理を食べながら種々の話題が流れてゆく。
誕生日の記念となり、しっかり記憶の襞に刻み込まれた。
「プレスキル」
大阪市中央区今橋4-1-1 淀屋橋ODONA2F
06-7506-9147
YouTubeチャンネル「Round Table」=====
★ 【新着】和田有史(立命館大学食マネジメント学部教授)
辻 邦浩(音響空間デザイナー)
輿水精一(サントリー 名誉チーフブレンダー)
新保吉伸(精肉店サカエヤ)
赤井勝(花人/かじん)
https://www.youtube.com/watch?v=VlSdDts_cMU
梶高明(梶古美術)
https://www.youtube.com/watch?v=g5ZkyjBEYBw
中川政七(株式会社中川政七商店代表取締役会長)
https://www.youtube.com/watch?v=AREXu4uDjgc
村田吉弘(株式会社菊の井/NPO法人日本料理アカデミー理事長)
https://www.youtube.com/watch?v=fGYHD18jz60
======協力:株式会社マイコンシェルジュ
投稿者 geode : 10:00