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2022年11月25日
「両忘」 香川・高松・イタリア料理
噂は聞いていた。
ようやく、高松のイタリア料理店「両忘」に伺った。
スッキリした店内。
テーブルは３つ。一日5名までとのこと。
シェフとマダムの二人体制。
小豆島の新オリーブ。
香り、噛みしめると甘味がじんわり滲んでくる。
心地の良い始まり。
牛肉のタルタル。
表面はさっと炙る。
よく焼けたトーストの食感とのコントラスト。
牛肉の香りと味が口中で交差する。
鱧のフリット
鱧は身が厚く、歯を入れるリズムが生まれる。
衣はパートフィロにチーズ。
チーズの味わいがインパクトを与える。
生ハムと洋梨
塩分、コク、甘味が見事に円を描くようだ。
イタリア料理の醍醐味を味わった気持ち。
それを熱々のパンに乗せると香りが立ちのぼり、新たな味わい。
このアプローチも楽しい。
赤ハタの炭火焼
骨つきで骨の周りのうま味の凝縮感。
キレイな味わいとはこのようなことだと感じる。
海老芋のすり流しに白子
白子の少し焦げた香ばしさ
海老芋の優しい味わいとの出会いが、気持ちを和らげる。
鏑と椎茸
素材の味が生きる。
火入れの妙が感動を生み出す。
岡山県のテッタ牛
噛み心地はシャキッと。
そこから溢れる牛肉の味。
さっぱりしているのに余韻が長い。
焼きたての熱々プリン
これは初の体験。
新たな出会いは感動を呼ぶ。
おまけのカルボナーラ。
嬉しい出会いであった。
高松を訪れるきっかけができた。
「両忘」
香川県高松市今新町6-2
087-873-2991
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投稿者 geode : 10:00
