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2023年05月10日
「LE PONT DE CIEL(ルポンドシェル)」 大阪・淀屋橋・フランス料理
昨年末北浜から淀屋橋に移転したフランス料理店「ルポンドシェル」
今回は地階にレストランがある。
地階と言いながらエントランスは外から入る。
つまりサンクンガーデンとなっている。
中にはいると小さなギャラリーがあり、そこがレセプションを兼ねる。
カウンターと個室に分かれる。
個室へ向かう通路には立派なワインセラー、個室も個性豊かで素敵。
カウンターといえどゆったりした空間。
なんと薪の炉がある。地階で薪の炉は初めてだ。
小さなお口始めから
一皿目はフキノトウやステイックセニョール
穴子のフリット
キイウイゼリーなど
季節の食材をたくみに扱い、食べ手の意欲を掻き立てる。
二皿目はタコのカルパッチョ
ハーブの香りと竹の子を軽やかに合わせ、印象に残る一皿となった。
野菜は全てを混ぜ合わせることで相乗効果が生まれる。
仕込んだ発酵させたパン種
これをオーブンで焼き上げる。
メカジキのグリルとタルタル トマトと共に
メカジキは薪でグリル 若干香ばしさもあり
数種のトマトを使い甘味・酸味にバリエーションをつける。
仔牛胸腺肉のソテー ポテトマキシム風とマッシュルーム
仔牛胸腺肉 リードヴォーは久しぶり。
弾力ある食感と香りの良さは食材の良さを物語る。
黒トリュフの香りが絶妙な寄り添い方。
トリュフのピュレも素敵なソースである。
鏡鯛のポワレ ブイヤベースのソース
鯛の火入れの滑らかなこと。
ブイヤベースの魚介のエキスとの相性の良さ。
フランス料理のテクニックの集中を感じる。
お口直しのソルベは2種からチョイス
すっきりのライムを選ぶ。
フランス産鳩のロースト シューファルシ ローストのジュ
胸肉への柔らかな加熱による味わいの芳醇さ。
ローストのジュがアクセントとなる。
ファルスの中にはレバーペースト。
ササミは野菜のピュレと
これもフランス料理の典型。
フランスでは米は野菜の一種
リゾット仕立てで供する。
ハムなど脂分の加え方が素晴らしい。
フランス産フレッシュチーズの盛り合わせ
個性豊かな味わいを楽しめる。
グレープフルーツとブルベリーのムース チュイルと共に
ヨーグルトアイスクリーム
酸味のバランスと使い方が見事。
エスプレッソ
ミニャルディーズ
ハーブティーもいただく
フランス料理を食べる醍醐味を味わった。
次回は個室も楽しそうだと思っている。
「LE PONT DE CIEL(ルポンドシェル)」
大阪市中央区北浜3-5-29 日本生命淀屋橋ビルB1F
06-6233-5005
【NEW】
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大阪・淀屋橋『ルポンドシエル』が新スタイルでオープン!
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【新着】
森 義文(カハラ・オーナーシェフ)
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兼井俊生(手打ち蕎麦 かね井・店主)
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堀木 エリ子(和紙作家、堀木エリ子&アソシエイツ代表)
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西田 稔(Bar K6 / cave de K / Bar kellerオーナー)
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======協力:株式会社マイコンシェルジュ
投稿者 geode : 10:00