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2023年05月29日
「Le Passage Pour2(ル・パッサージュ・プールドゥ)」 神戸・中山手・フランス料理
この日の主役はロニョンであった。
オーナーシェフの春名さんが
「今日はロニョンを仕入れています」と話しながら見せてくれた。
神々しい感じがした。
昨年からロニョンを食べる機会が数回あった。
赤ワインソースであったり、古典的なマスタードソースやロニョンのジュで仕上げてものなど食べていた。
スタートは琵琶湖の稚鮎
シンプルなフリット
サクッと口の中で弾け、鮎の苦味も存分に感じる。
サイズが程よくペロリと食べてしまう。
徳島の和牛のタルタル
肉の粗々しさというよりむしろ爽やかさも味わう。
ケイパーなどの酸味もうまい作用である。
フランス ランド産のホワイトアスパラガス
日本人らしい食感がしっかり残る火入れ。
穂先の香りの甘味を享受する。
そこになんとイワシのソテーと桜海老。
イワシの塩分 桜海老の香りと味わい
それぞれがアスパラガスに刺激を与える結果となった。
この時期、アスパラガスがよくメニューとなるが新鮮であった。
昼間にひいたコンソメ
これも牛のエキスがカップの中で踊っている感覚。
コンソメにも出会う機会が少なくなり貴重な一杯。
真打 ロニョン 登場
ソースはフォンドヴォーにエシャロット、
シェリービネガー、ニンニクである。
「私のスタイルはこれです」と春名シェフ。
ロニョンをカットし口に運ぶ。
匂いがない、というか特有のアンモニアの感じがない。
ソースの旨みも圧倒的だ。
完成度と食材の質も申し分のない一品。
またまたロニョンに興味が湧いてきた。
春名シェフの気合いもしっかり感じる。
チョコレート
テリーヌ
アイスクリーム
ピュレ
なんと濃厚な攻めのデザートなことか。
シェフの矜持とフランス料理の愉しみを満喫であった。
「Le Passage Pour2(ル・パッサージュ・プールドゥ)」
神戸市中央区 山本通 2-5-18 コーポラス山本通 1F
078-241-7118
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======協力:株式会社マイコンシェルジュ
投稿者 geode : 10:00