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2023年06月28日
「Restaurant cadre（レストラン カードル）」 福井・高木中央・フランス料理
元銀行の建物をリノベートしたレストラン。
天井は高く、金庫内がキッチンというスタイルも興味深い。
二度目の訪問である。
スターターからしてインパクトがあった。
蕎麦饅頭との説明 饅頭の下には蕎麦の実
中には九頭龍舞茸や平茸
そのコンソメの濃厚なこと。
香りにも刺激を受ける。
甘海老
タルタル キャビア 芽ねぎ
生地の香ばしさとのコントラスト。
汐雲丹
汐雲丹とトウモロコシのマリアージュ。
九頭龍鱒
フライドポテト パブリカ リコッタチーズなど
タルタルにした楽しみがある。
瀬付き鯵
海流に乗ってきた鯵が福井の瀬に滞留し餌をたっぷり食べた鯵。
下には玄米を敷き 鯵
胡瓜のスープとバジルオイル 生姜風味
これは傑作だと感じた。
御領たまねぎ
しっかり回りを焼くことで甘味を引き出す。
キャラメリゼ ベシャメルソース
スモークした黒にんにくのピュレ
これが効いている。
おこぜ
クネルに仕立てホタテとワカメも入る。
スープドポワソン
フランス料理の世界観が表れている。
魚信の鱸
いわゆる虹色のキュイ
ムール貝などのスープ
スープの意味をしっかり感じる。
池田町の鹿
日本鹿 繊細な身質に対する火入れの技術。
ギリギリだと思う。
肉汁のソースに、ビーツやイチゴがプラス。
黒文字のミルクのソルベ
香りが柔らかであり 山椒の香り 記憶に残る。
カタラーナにクレソンのパウダーやオイル
メロンもあり 温度差も面白いデザート。
六条麦のフィナンシェ
ミニカヌレ
パイナップルタルト
コーヒー
フランス料理の歴史を感じるコースであった。
前回より輪郭のしっかりした料理である。
また訪れたい。
「Restaurant cadre（レストラン カードル）」
福井県福井市高木中央1-2601
0776-50-6177
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投稿者 geode : 10:00
