« 「Restaurant cadre(レストラン カードル)」 福井・高木中央・フランス料理 | メイン | 「心根」 大阪・高槻・日本料理 »
2023年06月29日
「成生」 静岡・葵区・天ぷら
進化の速度が著しい。
先日NHK「プロフェッショナルの流儀」で
焼津の「サスエ前田魚店」の前田尚毅さんが主人公であった。
その際、前田さんは
「成生がいなかったらオレは死んでいたかもしれない」と志村剛生さんについて語った。
このような関係はまず存在しないと思った。
6月上旬の記録。
山独活に鯵のスープ
ここで一気に心を掴まれる。
小アジなど
ハタの造り
旨みの束が生まれる。
たいら貝
サッと油を潜らせるだけで甘味を感じる。
この鯵の鮮度と輝き
花鯛
この身のそり返りが鮮度を表す。
粗めの大根おろしをたっぷり乗せて食べる。
ふんわり具合がすごい。
インゲン
弾ける青み。
茄子は予熱で火入れ
食べるととろける。
メゴチ
油に入れた瞬間、メゴチの下側をささえる。
メゴチ自体に重さがあるので、沈むのを抑える
よってコロモがメゴチの上側に集まる。
アオリイカ
粘着質の歯応えが身上。
ごぼう
土の香りが秀逸。
鯵の天ぷら
このスタイルが随所で見ることができる
それとは別物のミキュイ。
トウモロコシに生のトウモロコシ
発想の豊かさに驚く。
採れたて野菜のサラダで口中をフラットに。
小鯵
あまりの鮮度の良さと小さなサイズなので
大葉を加えることで反りを止める。
ジャガイモの皮の香ばしさ
この感覚は天ぷらの技。
ふぐ
旨みの凝縮。
うなぎ
1分ほどでふんわりと仕上げる。
天丼
安心感を覚える。
お菓子は別室で。
一つひとつの仕上げが見事としか言いようがない。
オートクチュールである。
「成生」
静岡県静岡市葵区丸山町12-2
054-295-7791
【NEW】
Web連載「あまから手帖online」=====
大阪・イタリア料理の名店『ピアノ ピアーノ』第2章
YouTubeチャンネル「Round Table」=====
【新着】
森 義文(カハラ・オーナーシェフ)
森 義文(part1) – YouTube
兼井俊生(手打ち蕎麦 かね井・店主)
兼井俊生(part1) – YouTube
堀木 エリ子(和紙作家、堀木エリ子&アソシエイツ代表)
堀木 エリ子(part 1) – YouTube
西田 稔(Bar K6 / cave de K / Bar kellerオーナー)
西田 稔(part 1) – YouTube
======協力:株式会社マイコンシェルジュ
投稿者 geode : 10:00