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2023年07月31日
「神戸元町別館牡丹園」 神戸・元町・中華料理
東京からエッセイスト、岡山からチーズ作りの仙人、
神戸から元フランス料理のシェフなどが集まった。
個室で「神戸元町別館牡丹園」の三代目・王文良さんの料理に舌鼓を打ちながら話題がどんどん膨らんでゆく。
刺激的な宴であった。
献立はほぼ元フランス料理人と三代目のチョイス。
ミル貝の炒め物
たっぷりの白ネギがかかる。
ミル貝の質の良さからくる味わいの深み
のっけからやられた感じである。
フカヒレの醤油煮込み
キレの良さと味わいの重層感が見事。
スープのコクもうれしい限り。
ミンチ肉のレタス炒め
シンプルだが醬の使い方が巧み。
瑞々しさと深みを感じる。
八宝菜
これぞ定番だが、安定感と火入れの凄さ
厨房が持つ力からの一皿。
鱧の天ぷら
威力的なコロモにより鱧のうまさが引き立つ。
牛タンの煮込み
牛タンに歯が入った瞬間に出会う
食感の弾力と弾ける味わいに脳が鋭く反応する。
スペアリブの酢豚
チーズ作りの仙人が酢豚を所望
三代目は「スペアリブでいきましょう」と即決。
骨の周りの濃い味わいは秀逸、味付けも見事である。
豆苗のニンニク炒め
スキッと口中がリセットされる。
これも食材の力が大きい。
焼きそばの白髪ネギ
シンプルの極み。
潔さが味わいを決める。
これは僕のリクエストである。
胡麻団子
フランス料理人が要望。
いつ訪れても変わらぬ味。
これは神戸の宝だと思う。
「神戸元町別館牡丹園」
神戸市中央区元町通1-11-3
078-331-5790
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投稿者 geode : 10:00
