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2023年09月13日
「洋食おがた」 京都・柳馬場御池・洋食
なんの制約もなく、何を食べたいと聞かれると「洋食」と返答する。
ありがたいことに自宅近くにある「洋食おがた」。
ここの料理には光があると感じる。
その光は、真夏のギラギラ照りつける光ではなく。
木漏れ日のように柔らかな感じである。
食材は、魚介類も肉類も一級品が揃う。
それらの食材がオーナーシェフの緒方さんの調理によって柔らかな光に変わってしまう。
山田農園の野菜を使ったサラダ。
チーズやマカロニが入ることで印象が和らぐ。
洋食好きの人間にはたまらないスタイルである。
ハンバーグを捏ねる緒方さん。
豚肉が走る豚に変わり、ハンバーグはかなりのステップアップ。
赤万願寺唐辛子など、野菜たっぷりのスープ
鶏と鰹だしがベースだ。
野菜の甘味がグッと生きている。
滋味を感じるということを実感する。
身体の中に染み渡る。
焼津の「サスエ前田魚店」から届いた
水カマス(ヤマトカマス)とエボダイ
水カマスは醤油ベースのタレを少し塗る。
余分な水分が抜けて味が締まる。
エボダイのほどける食感とコク。
食材の力と緒方さんの技術が一体となった瞬間を味わう。
ハンバーグ
皿も熱々である。
シンプルな盛り付け。
ナイフを入れても脂は一切でない。
豚肉の甘味と牛肉のコクがハンバーグという形となる。
「洋食おがた」のハンバーグは何度もリニューアルするが
その度に驚き、ランクが上がってゆく。
ドミグラスソースも役割を熟知した味わい。
食後、緒方さんが見せてくれた鹿児島経産和牛
なんと13歳という。
「味はさっぱりしています」とのこと。
これは次回の楽しみである。
「洋食おがた」
京都市中京区柳馬場押小路上ル等持寺町32-1
075-223-2230
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投稿者 geode : 10:00