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2023年11月13日

「Don Bravo(ドン ブラボー)」 東京・国領・イタリア料理

9名のくいしんぼうが集まった。
久しぶりの「Don Bravo(ドン ブラボー)」期待が募る。


 

渡されたメニューには食材の名前だけが記される。
まず柿である。

柿を薄くスライスし、生ハムとマスカルポーネを巻く。
このスタイルに驚き、口に含んだ時の衝撃。
ハムの塩分、マスカルポーネのコク、柿の甘味の妙なる融合にうっとりするほどであった。

 

メニューには表記はないが、鶏レバーのペーストに黒胡椒

下はカリッと焼いたパン。
胃袋の反応が早い。

 

次は秋刀魚

これは傑作である。
パン粉、ビネガー、レーズンなどを巻き込む。
秋刀魚が具材からのエキスを吸収し、それがまた具材に帰り一体化する。
まさに南イタリアの熱い日差しと陽気を思わせる料理。

 

仔牛
仔牛のローストビーフ

低温で調理された、ロースとタン。
ツナを使うトンナットソース
トレビスのピクルスにイチジクのジャム ビーツパウダー

 

牡蠣のクリーム煮

サッとした火入れ。
カカオのクリームに赤ワインビネガーの風味
ゴボウの香りがインパクトあり。

 

ランプレドット

モツの煮込みである。
ギアラをコンソメに煮込む。
赤ナスの食感と旨み
サルサベルデの刺激もよし。

 

ポルチーニ

パスタである
この季節の王道。
香りと歯を入れた時のジューシーさもたまらない。

 

クラフトノンアルコールビールのグラニテ

 


岩中豚のカツレツである。
レモンのソースにチーズ
このカツレツが見事。
豚の香りと甘味を余すところなく引き出していた。

 

ピザはメンバーが多かったの5種
締めのピザなので、生地に工夫あり。
国産小麦にホエーと玉ねぎの液体でつくる。

マルゲリータ

 

生ハム キノコ

 

シラス 長ネギ

 

マリナーラ

 

クワトロフロマッジ

 

 

 

 

久しぶりに「ドンブラボー」の料理を食べて
艶があると感じた。
艶とは美味しさだけのことではない。
むしろ平シェフが考えた組み立てや世界観から伝わってくるものだと思う。
素敵な一軒である。

2ヶ月に一度メニューがかわるという。
次回もまた食べたいと切に思った。

 

 

「Don Bravo(ドン ブラボー)」
東京都調布市国領町3-6-43
042-482-7378

 

 

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投稿者 geode : 10:00