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2023年12月15日

「La Kanro (ラ・カンロ)」 大阪・南森町・イノベーティブ

移転後の「ラ・カンロ」初訪問
一階のドアを開けたところから料理が始まっているという感じ。

エレベーターは直通、降りたところに個室
階段を登り、カウンターに座る。
この流れだけでワクワクする。

 

スープ

百合根のスープ
液体はアサリと帆立からという
これで一気にテンションが上がる。
複雑でありながらすっきり。

 


卵黄のコンフィ
中には燻製のカシューナッツ
キャビア
香り、コク、塩分、旨み、食感総動員の味わい。

 

見事に盛り付けられたオードブル

 里芋と穴子のテリーヌ
 サツマイモとオレンジ
 白海老にサフラン
 黒毛和牛の生ハム フルーツトマト
 オニオングラタンスープ
 イカ墨の卵 など
一見アヴァンギャルドに映るがじつはスタンダードな組み立て。
このあたりの技が素晴らしい。

 


鶏のコンソメ 
ムース 砂ずり トリュフ
うっとりさせる力がある。

 

フォアグラ 蕪

中身はロッシーニ
サーロインの芯にフォアグラとトリュフ
組み立てがきちんとなされている。

 

万願寺唐辛子 蕪

万願寺唐辛子と蕪を貝の出汁
温かなサラダでほっとする。
この流れも見事。

 


エスカルゴバターと肝のリゾット
うまいに決まっている。

 

根セロリ

クエに根セロリ
魚の出汁
麗しい構成である。

 


愛知の緑鳩(アオバト)

素敵な火入れに栗
王道の組み合わせだが、新たなスタイルに驚きを感じる。

 

多彩なデザート

テイクアウトも可。

 

 

このような演出も含め
流石の「ラカンロ」であった。

 

 

「La Kanro (ラ・カンロ)」
大阪市北区天神西町 3-9 NUI 南森町南側

 

 

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投稿者 geode : 10:00