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2024年04月15日

「DepTH brianza(デプス ブリアンツァ)」 東京・麻布台・イタリア料理

何度か言葉を交わしたことはあるが、実際奥野さんの料理を食べるのは初めてである。
開店したばかり、麻布台ヒルズの「DwpTH brianzaデプスブリアンツァ」に伺った。
ウキウキ ドキドキだ。

いきなり南草津「サカエヤ」の牛肉

ここでテンションが上がる。

 

突き出し
生青海苔、プンタネッラ、蓮根

ビジュアルもインパクトあり。
黒トリュフのコロッケ 蓮根に白カビのチーズ
ゼッボレ もちもちの揚げパン 生青海苔の香
コゴミやハスイモ、ふぐの卵巣の粕漬けなど

 

雲丹、米

米のサラダ、海外では野菜の一つとして捉える。
酢飯にソーテルヌ、鮎の魚醤など
とろろ昆布にバジルのオイル
独自の世界観が抽出される。

 

蛤、白アスパラガス、プレザオラ

プレザオラは生ハムのこと これは近江牛のカイノミ自家製
これと白アスパラガスの相性は言うまでもなし
蛤のほのかな苦味とコクも素敵なサポート役。

 

毛蟹、アーティチョーク

器の美しさも光る。
毛蟹にはアーティチョークのフラン
泡はビスク
三つ葉など青みも香る。

 

海老、玉蜀黍、帆立
海老と帆立のフリット

ポレンタで巻いて食べる。
パクチーの香りがアクセント。

 

鴨肝、ゴルゴンゾーラ、林檎
ゴルゴンゾーラにリコッタ
フォアグラ 卵
ホワイトバルサミコ トリュフ

黄金の組み合わせ 素晴らしい。

 

鰆、ひよこ豆、レタス と書かれた料理がカツレツに変わる。

これは僕と奥野さんの会話で、京都の洋食店のサワラのフライのことが話題になったので急遽変更。
このミキュイ状態の凄み
発酵トマトの穏やかな酸味などバランス良しの逸品
奥野さんの凄さも感じる。

 

ほろほろ鳥、ジロール

ほろほろ鳥とポルチーニのラビオリが鮮烈
ジロールの奥行きも加わる。
小粒だが、キリリと締まった料理。

 

新生姜、とさかのり

口直しのソルベ
すっきり。

 

熟成肉

サカエヤ手当の経産牛
艶やかで色気ある仕上がり。
檜のチップで香りもプラス。

 


豚と鶏油のラーメン

これはやられた。
あとを引く。

 

桜餅、ミルク

ミルクアイスに桜のスパイス
見事なデザート。

 

 

五感が楽しむ料理であった。
季節替わりに伺いたい。

 

 

「DepTH brianza(デプス ブリアンツァ)」
東京都港区麻布台1-2-3 麻布台ヒルズレジデンスA棟 2F
03-6441-0148

 

 

YouTubeチャンネル「Round Table」=====

森 義文(カハラ・オーナーシェフ)
森 義文(part1) – YouTube

兼井俊生(手打ち蕎麦 かね井・店主)
兼井俊生(part1) – YouTube

堀木 エリ子(和紙作家、堀木エリ子&アソシエイツ代表)
堀木 エリ子(part 1) – YouTube

西田 稔(Bar K6 / cave de K / Bar kellerオーナー)
西田 稔(part 1) – YouTube
======協力:株式会社マイコンシェルジュ

投稿者 geode : 10:00