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2024年06月03日

「Macauda(マカウダ)」 大阪・谷町4丁目・イタリア料理

カジュアルなイタリアン。

コンパクトながら見事な席の作り方に感心する。
厨房を眺めるカウンター、壁に向かうカウンター、そしてテーブル席
このコントラストが鮮やかである。
今回は厨房を眺めるカウンターであった。

この日の目的は
ノルマ風トマトソース(茄子とトマト、リコッタサラータ、バジル)のカサレッチェを食べることであった。

とはいえ、前菜を3種

メジマグロ カポナータ
メジマグロ、関西ではヨコワと呼ばれることが多い。
カポナータはイタリアシチリア発祥の煮込み料理。
適度な酸味と野菜の甘さにメジマグロ
軽やかな始まり。

 

自家製ソーセージ

トマト、チーズ、胡椒などが入ったソーセージ
プルンとした歯応えから徐々に味わいが変化してゆく
想像より優しい味わい。
タスマニアのマスタード ほうれん草の寄り添い方も見事。

 

稚鮎とグリーンアスパラガスのフリット

稚鮎はほろ苦さの後に香りがやってくる。
グリーンアスパラガスの青さも鮎にはピッタリ
シェフの発想の豊かさを感じる。

 

和歌山山中さんのトマト 冷製タリアテッレ

自家製麺 このタリアテッレの食感が素晴らしい
噛む醍醐味を味わうことができる。
だから噛むことでトマトの味わいをしっかり楽しめる

 

そして目的のノルマ風トマトソース(茄子とトマト、リコッタサラータ、バジル)のカサレッチェ

これも自家製麺。
ショートパスタのカサレッチェ、これもまた歯触りがいいのだ。
弾力はあるのに、表面はツルッとしている。
また弾力があるんので噛みごたえもあり。
上品なトマトソース 、パルミジャーノ、リコッタというチーズのコントラストが生きる。
茄子の火入れも見事。
どれも無駄がなく、素材の本領を発揮し、全体でもまとまりのある一皿。

 

 

仕事場の近くにあれば通いたくなる一軒である。

 

 

「Macauda(マカウダ)」
大阪市中央区常盤町2-1-3ハイネス常磐 1F
06-4792-8262

 

 

YouTubeチャンネル「Round Table」=====

森 義文(カハラ・オーナーシェフ)
森 義文(part1) – YouTube

兼井俊生(手打ち蕎麦 かね井・店主)
兼井俊生(part1) – YouTube

堀木 エリ子(和紙作家、堀木エリ子&アソシエイツ代表)
堀木 エリ子(part 1) – YouTube

西田 稔(Bar K6 / cave de K / Bar kellerオーナー)
西田 稔(part 1) – YouTube
======協力:株式会社マイコンシェルジュ

投稿者 geode : 10:00