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2024年07月26日

「茄子おやじ 花レ」 京都・室町三条下る・カレー

「あまから手帖」8月号はカレーの特集である。

京都や大阪で気になる店があった。
室町三条下ルの「茄子おやじ 花レ」。

三条下ルの元ビストロ跡とある。
これは「ビストロセプト」のあとではないか。
本店は下北沢にあるという。

 

表にはカレーとコーヒーと音楽という看板がある。


 

細長いカウンターが伸び、奥はテーブル席。

カウンターのほぼ中央に座る。
その前にはターンテーブルと大きなアンプ、スピーカー。
壁にはアート作品のような観葉植物が並ぶ。
これを眺めるのも一興である。

 

注文はビーフカレーにポテトサラダ。
同行者はスペシャル。

スペシャルにはチキン、ビーフ、茹で野菜、卵が入る。

 

ポテトサラダはカリカリのベーコンがいいアクセント。

微かな甘味がポテトサラダには必要だと感じる。

 

ビーフカレー

まずルウを食べる。
最初に感じるのは甘味だ。
これは野菜をじっくり炒めた賜物だと思う。
そこから少しずつ辛さがついてくるという感じだ。
次にビーフのエキスが勢力をましてくる。
ゆるやかな流れだが、これは楽しいカレーだ。
ごはんは、かなり硬めで存在感あり。

 

スペシャルカレー

少しルウだけ口に含む。
印象は同じだが、おそらく食べ進むと
ビーフとの違いも判るのであろう。

 

 

食べ終わる頃にレコードが変わった。
マイルス・デイビスの「イン アサイレント ウェイ」であった。

1969年発売、マイルスが初めて電気楽器を持ち込んだフュージョンの先駆けとなったアルバム。
心地の良い音であった。

 

 

「茄子おやじ 花レ」
京都市中京区室町通三条下る烏帽子屋町485
075-744-0440

 

 

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門上武司の「今月の一軒!」

畑作りから始まる、大分・湯布院のオーベルジュ『ENOWA YUFUIN』。
静岡『FUJI』で唸った、料理人と魚屋の関係。

 

 

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投稿者 geode : 10:00