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2024年07月30日

「珈琲ヤマグチ」 京都・二条・コーヒー

先日友人から京都に自家焙煎、深煎りの店があって美味かったとの情報。
検索すると二条駅の近く。
クルマが一番、アクセスが良さそう。

築後90年の町家を改装とあった。
しかし、店の前に立つとそんな雰囲気はなく、戦後の建物のような感じ。
だが、店内に入り、柱や天井を見ると納得。

 

店内は結構ゆったりした空間。
テーブルの配置も自由である。

壁に塗られたコンクリートなどアーシーな雰囲気がある。
スピーカーからはアンビエントな音が流れていた。

 

コーヒーは深煎りのマンデリン。
シナモントーストもお願いする。

ペーパードリップ 約20グラムの豆。

最初の一投はじつにゆっくり ぺーパー内にお湯が染み入るのを確認するように注ぐ。
それからお湯を注ぐのだが、少し高い位置から注ぐなど動きは多彩。
一口目は、カップも温めてあるので、かなりの苦味を感じる。
だが抽出量もあるので、スッと喉を通ってゆく。
ネルドリップのかすかなねっとり感や甘味はないが、マンデリンが持つ土っぽい感じと苦味は楽しめる。
飲み進むにつれ温度が下がると、苦味は和らいでくる。

 

シナモントースト

これはパンが秀逸である。
もっちり、どっしり。
これまで多数のシナモントーストを食べてきたが初めての食感。
シナモンと砂糖の甘さのバランスが素敵だ。

 

 

オーナーの女性と話すと、手回し焙煎とのこと。
いずれはネルドリップをやりたいが、現在の自分の感覚ではペーパードリップが合っているとのこと。
以前は東京に住んでおり「大坊珈琲店」には通ったことがあるなど、さまざまな話ができ、楽しい時間であった。
また、伺うことになるだろう。

 

 

「珈琲ヤマグチ」
京都市中京区西ノ京左馬寮町11-8

 

 

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門上武司の「今月の一軒!」

畑作りから始まる、大分・湯布院のオーベルジュ『ENOWA YUFUIN』。
静岡『FUJI』で唸った、料理人と魚屋の関係。

 

 

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投稿者 geode : 10:00