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2024年08月02日

「浜作」 京都・新町六角・日本料理

「浜作」の夏は、鱧がある。
それを食べた人たちが驚愕、歓喜!

胡麻豆腐

雲丹と山葵 食感と出汁の味わい深さ
一気に背筋が伸び、料理に向かう。

 

百合根と枝豆

奥の百合根の肌理の細かさと甘味
枝豆の上品な香り。

 

椀物

鱧 この口溶けの良さは格別
出汁とのコントラストが見事。
うっとりである。

 

目板カレイ

弾力とコクの饗宴
夏ならではの味わい。

 

鱧への包丁の入れ方

皮目の半分まで。
これが口溶けの仕事。

 

無花果の胡麻酢かけ

胡麻のコクと酸味のバランスの良さが口中を中和する。

 

牡丹鱧

前述の包丁があるので
まさに花のように開き、口の中で何の抵抗もなく消えてゆく
これぞプロフェッショナルの仕事。

 

海老フライ 餅粉揚げ
トウモロコシ
貝柱

また気持ちが変わる。

 

鰻の尾鰭 海苔巻き

これは逸品
「瞬」の仕事。

 

焚き合わせ

静かな興奮を覚える味の含ませ方。

 

鰻の白焼

これはしっかり焼き込む。
皮目のパリッと身はふんわりの極地。

 


一旦蒸してから火入れ
肝のソースを絡める
香りの立ち方が素敵だ。

 

うざく

小さな鰻を焼くのは「瞬」
胡瓜は「浜作」
素晴らしすぎる。

 

鰻丼

身はしっとり艶やか
ご飯とのなじみ具合がすごい。

 

白桃とシャインマスカット

 

 

日本料理の技を堪能した食事であった。

 

 

「浜作」
京都市中京区新町通六角下ル六角町360
075-561-0330

 

 

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畑作りから始まる、大分・湯布院のオーベルジュ『ENOWA YUFUIN』。
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投稿者 geode : 10:00