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2024年08月23日

「仁王門 無為」 京都・仁王門川端東・日本料理

カウンター8席だけの店。
アラカルトで注文できる。

この品書を見ただけでも嬉しくなる。
上段21種類の食材は、料理人と相談しながら料理を決める。
中段下段で約60種類の料理が並ぶ。

 

前菜は店側からお決まりが出る。

右は鱧の焼き霜、ズッキーニ、みず、鱧の煮凝り
左は焼き椎茸、車海老のずんだ和え
どちらも季節を届ける献立。

 

もう一品
甘鯛の銀杏すり流し

甘鯛と銀杏の出会いがかくも麗しいとは。
ちょっとびっくり。

 

蛤の天ぷら

塩でよし、蛤の出汁に漬けるもよし。
蛤のうまみが凝縮される。
大葉の風味も心地が良い。

 

鱧フライ

「ウスターソースもお出しできます」とのこと。
これは最強のコンビだと思っているのだが、それでは白ごはんが欲しくなる。
ここでは塩とタマネギのすり流し。
このタマネギのすり流しはごはんがなくても立派に成立する。

 

画像なしですが
九条葱と剣先イカの酢味噌あえ
フライで上昇したテンションを酢の物で抑える。
九条葱の香りも素敵だ。

 

天然鰻の丼

皮目はカリッと香ばしく、身はふんわり。
この食感は天然の地焼きならでは。
ガツンと食べた気分。

 

小夏と長野パープル 白ワインのグラニテ

これでさっぱり締める。

 

 

とても使い勝手のいい、ありがたい店である。

 

 

「仁王門 無為」
京都市左京区新丸太町41-1
075-761-5230

 

 

【NEW】
Web連載「あまから手帖online」=====
門上武司の「今月の一軒!」

畑作りから始まる、大分・湯布院のオーベルジュ『ENOWA YUFUIN』。
静岡『FUJI』で唸った、料理人と魚屋の関係。

 

 

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投稿者 geode : 10:00