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2024年09月12日

「割烹 梅津」 京都・祇園・日本料理

「割烹 梅津」の主人・梅津さんとは随分前に「三条麩屋町」という割烹で料理長をされていた時に知り合ったはず。

祇園で暖簾を掲げて13年が経過するという。
数回伺ったことはあるが、本当にご無沙汰であった。
単品とコース、どちらも対応というのがありがたい。

先付けが出る
鯛の寿司

酸の具合が程よい。
つまり心地よく喉と胃袋を刺激するわけ。

 

ずいきなどの胡麻和え

コクと甘味の協奏。

 

ここから注文をしたメニュー
煮茄子

しっかり出汁の効いた茄子。
口に含むとプールに飛び込んだように甘い液体が口内で暴れる。
これが煮浸しの醍醐味。

 

甘鯛の塩焼き

焼いては薄く醤油(のはず)を塗り、再び焼く。
その香ばしさが食欲を増進
白いご飯をよぶ。

 

新じゃがいもの唐揚げ

このシンプルさ
塩味も優しく、ジャガイモが持つ風味と甘味が魅力を放つ。

 

鱧フライ

この形は初めてかも。
丸めることで食感も変わる。

 

すじこもち

最初、この字面を見た時に料理がイメージできなかった。
カラスミもちならぬ 筋子もちであった。
色合いも鮮烈 味わいはもっと鮮烈
インパクトのある一品。

 

締めは迷った挙句
牛まぶしである

ご飯の中に牛肉のタレ焼きがあり、ご飯の上にもタレ焼き。
牛肉好きにはたまらない献立となった。

 

 

大将・梅津さんの軸のぶれない料理との再会。
嬉しいことであった。

 

 

「割烹 梅津」
京都市東山区祇園町北側347-93
075-531-0929

 

 

【NEW】
Web連載「あまから手帖online」=====
門上武司の「今月の一軒!」

畑作りから始まる、大分・湯布院のオーベルジュ『ENOWA YUFUIN』。
静岡『FUJI』で唸った、料理人と魚屋の関係。

 

 

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======協力:株式会社マイコンシェルジュ

投稿者 geode : 10:00