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2024年10月09日

「atelier HANADA by 森本」 大阪・淀屋橋・中国料理

常に前に進む「atelier HANADA by森本」の花田洋平さん。
料理長を務める。各種コンテストで輝かしい成績を収めた料理人である。

テーブルにセットされたメニューからシェフの意識を感じる。

 

アミューズ
春巻きの皮を使ったタルト
フォアグラ いぶりがっこ 洋梨 キャビア

いぶりがっこの食感と味わいがインパクトあり。

 

頂上湯
烏骨鶏、すっぽん、金華ハムを使ったスープ

なんとも贅沢な食材を集めたことか。
そこにこの季節の松茸が入る。噛むとその香りの重厚なこと。
巣立ちを絞ると味の変化が楽しめる。

 

OMOTENASHI

右はクラゲ、モロヘイヤ、梅
軽やかな酸味がくらげに新たな世界を添える。

左は河内鴨を炭火で軽く炙る。
ネギと山椒が味わいをプラス。

 

鮑に昆布の泡

蒸した鮑の歯応えと旨みの泡のマリアージュ。

 

海老のフライ

スパイシーな薬味が果たす役割が大きい。
海老の味がどんどん重層化してゆくのが楽しい。

 

海老のオイル 玉子 ジャガイモで作ったチップス

 

Dim Sum

いわば点心である。まさに見た目はきのこ。
しかし…これは食べてのお楽しみ。

 

種明かしをしているが…素晴らしい発想である。

 

沖縄直送 特選魚

この日はすじあら。
香港麺を使う麺料理となった。
腐乳、ラー油、つるむらさきなど。
新鮮な味わいである。

 

Grantie
画像なし
巨峰、生姜、ポートワインのグラニテ
口直し。

 

漆黒酢牛

黒酢の酢豚ならず酢牛
これは傑作である。
適度な酸味と牛肉の出会いは素敵だ。

 

KAWACHI DUCK
河内鴨

まるで北京ダックのように食べる
オリジナルの世界が登場である。

 

ふかひれシャトーブリアン

太いふかひれ、それの真ん中部分。
ご飯との相性は素晴らしい。
もっと食べたいと思う。

 

栗 酢梅湯

栗と酢を使うドリンク
リコッタチーズも入る。

 

中国茶

 

プチフールも充実。

 

 

知っている料理なのに印象が異なり驚きがある。
ますます精鋭化してゆく花田さんの料理の変化が楽しみ。

 

 

「atelier HANADA by 森本」
大阪市中央区北浜4-3-1 淀屋橋odona A棟 2F
06-6926-8395

 

 

【NEW】
Web連載「amakara.jp」=====
門上武司のグルメ旅「皿までひとっとび」

門上武司の旅vol1:岡山『松寿司』へ。三代目の包丁目に感じた店の流儀
門上武司の旅vol.2:瀬戸内の幸と江戸前の技。岡山『千の種』。

 

 

YouTubeチャンネル「Round Table」=====

森 義文(カハラ・オーナーシェフ)
森 義文(part1) – YouTube

兼井俊生(手打ち蕎麦 かね井・店主)
兼井俊生(part1) – YouTube

堀木 エリ子(和紙作家、堀木エリ子&アソシエイツ代表)
堀木 エリ子(part 1) – YouTube

西田 稔(Bar K6 / cave de K / Bar kellerオーナー)
西田 稔(part 1) – YouTube
======協力:株式会社マイコンシェルジュ

投稿者 geode : 10:00